2畳半のオトコ【出会い編】
2017年 某日。
まだ日が昇るのが遅く、外は寒い。
この日、私は友人と飲みにきていた。
数件はしごをしたのち、さあメンズハンティングしにいくぞ!と意気込みHUBへ。
一緒に行った友人はアラサー(30over)、男の影もなく、ダメンズを引きガチ。
なかなかわたしたちが良縁に巡り合うことはない。
23:00、私たちはHUBについた。
はじめて行くHUBで、わりとサラリーマンが多かった。
基本的にHUBは混んでいることが多く、立ち飲みになるのだけど、その日はちょっと待ってから座れた。
メンズハンティングするぞ!といっていたものの、アラサーの私たちはすでに憔悴しきっていて、座った途端に力が抜けた。。
辺りを見渡してもナンパしてきそうな輩もいなく、
「あ~ここでは出会いなさそうだね~」なんて言っていたところ。
「一緒にのまない~~~~?」
とやっと声がかかった。
私の友人は、あまりタイプでなかったのか無視をしはじめた。
数回無視をし、それでもしつこい彼らと私たちは飲むことにした。
その二人組、タイプが異なる。
一人は岸◯五朗に似てて、ごつごつした顔立ち。
もう一人は見た目も若く、ヒャ◯インに似ている・・・。
ゴローとヒャダ、と呼ぼう。
どうやらゴローは35歳くらいで、まだお金ももっているそう。
ヒャダはたしか27歳くらい。
ヒャダが私達のお酒がなくなってるのに気づきゴローに言う
「あれ~彼女たちのお酒なくなってますよぉ~!ゴローさん買ってきてくださいよー!」
お前は全くお金出す気ないのかよ、とは思いつつありがたくお酒はいただく。
ヒャダはどうやら私にロックオンしたようで、
「めっちゃきれいだね!」などいってのせようとしてくる。
ゴローはというと、私の友人にロックオンしており、シモネタ連発。
どんなシモネタだったか具体的には覚えていませんがとにかくエグかった。
逆に、おっさんってシモネタ言いがちだけど、それで女が喜ぶと思ってるのかな?
何目的のシモネタなのかを問いたい。
私も友人もゴローのシモネタにはドン引き。
時間も過ぎ、既に夜中1時をまわっていた。
そろそろ帰るか、というときにゴローが「飲み直さない??」と誘ってきたが
もちろん飲み直す気などさらさらなく、タクシーで帰宅した。
これが私達と彼らの出会い。
私はヒャダと連絡先を交換し、ゴローと友人も連絡先を交換。
しかし終始友人はゴローに対して怒っていた。
まじきもいんだけど!!!!と。そのとおりだったけど。
続く・・・・